「ICLS」とは
「ICLS」とは「Immediate Cardiac Life Support」の頭文字を取った略語です。
ICLSコースとは、日本救急医学会が推進している医療従事者のための蘇生トレーニングコースで、緊急性の高い病態のうち、特に「突然の心停止に対する最初の10分間の対応と適切なチーム蘇生」を習得することを目標にしています。
ICLSコースは、あらゆる医療者が身につけておくべき蘇生の基本的事項を習得できるようになっています。座学での講義はほとんど行わず、実技実習を中心にしています。 受講者は少人数のグループ(1グループは6人まで)に分かれて実際に即したシミュレーション実習を繰り返し、約1日(8時間)かけて蘇生のために必要な技術や蘇生現場でのチーム医療を身につけます。身につける行動の目標は以下の通りです。
· 蘇生を始める必要性を判断でき、行動に移すことができる
· BLS(一次救命処置)に習熟する
· AED(自動体外式除細動器)を安全に操作できる
· 心停止時の4つの心電図波形を診断できる
· 除細動の適応を判断できる
· 電気ショックを安全かつ確実に行なうことができる
· 状況と自分の技能に応じた気道管理法を選択し実施できる
· 気道が確実に確保できているかどうかを判断できる
· 状況に応じて適切な薬剤を適切な方法で投与できる
· 治療可能な心停止の原因を知り、原因検索を行動にできる
ICLSコースを当院内で実施しています。日本救急医学会が認定する(一定の基準を満たした)ICLSコースとして開催するためには、認定されたコースディレクターやインストラクターが必要です。 当院でも認定されたICLSコースとして実施しています。
今後は地域の医療従事者の方にもICLSコースへの参加を呼びかけ、地域の医療充実に貢献していきたいと考えています。
ICLSコースへの参加等につきましては、病院までお問い合わせください。