FMラジオFitta health giving 4/7放送 問31「うんち座り」の出来ない選手(柔軟性4)(対象:小学生以上)
和式便器にまたがって、しゃがんだ時の体位を蹲踞位(squatting position)といいます。厳密に
は、剣道や相撲で見られる試合前の姿勢です。この武道で見られる踵(かかと)が浮いている姿勢が「蹲踞」です。しかし、踵がついているかいないかの厳密な言葉の区別はやめておきます。もっと分かりやすくいうと「うんち座り」の姿勢です。ここでは両側の踵をつけた姿勢と仮に定義しましょう。最近では洋式トイレが普及して、和式便器で用を足すことが減ったかも知れません。
先日、松山市のリトルリーグチームと今治市のサッカーチームの選手(小学4年生から高校2年生)の合計120人にこの「うんち座り」のテストをしました。その結果はなんと約10人に1人の選手がこの姿勢が出来ませんでした。写真のように踵を地面につけるとお尻が踵までつかないか、後方に倒れてしまいます。
どうしてこのようになるのでしょうか?それは「ふくらはぎ」(下腿三頭筋)が固くて柔軟性が無い。または「足首(足関節)」自身が固い。の二つが原因です。しかし、その殆どは前者の下腿三頭筋の固さが原因です。下腿三頭筋の硬さは、足首や膝のスポーツ障害を引き起こします。是非克服しましょう!
以下の方法を行って下さい。このシリーズではアクテイブ(Active、自動運動、自分一人でする運動)とパッシブ(Passive、他動運動、仲間にしてもらう運動)と分けて説明していきます。是非「Active」と「Passive」という言葉も覚えて下さい。

まずActiveの運動では写真のごとく、両脚で足先を挙げて踵で立ちます。続いて今度は踵を浮かして爪先で立ちます。この運動を20回連続で行いましょう。出来れば1日2回行って下さい。続いてレンガ程度の段差のところに図のように足をかけます。このようにして十分ふくらはぎを伸ばして下さい。
Passiveの運動では選手はまずうつ伏せになります。写真のごとく膝を曲げ足首を背屈させるようにします。そしてもう一人の人に押してもらいます。10秒間ゆっくりと押してください。また「うんち座り」のできない選手はアキレス腱とふくらはぎの移行部(写真)が固いのが特徴です。触って確認してみてください。この部分をマッサージでほぐしてもらいましょう!マッサージのコツはオイルかクリームをつけて下から上に向かって「こすり上げる」こ
とです。50回してもらいましょう。こすり上げるのが大切で「もむ」「たたく」は必要ありません。またこのマッサージはお風呂の中で、自分でできますよ。コツは手のひらの親指の付け根のふくらんでいるところ(母指球)を使うことです。お試しあれ!
とです。50回してもらいましょう。こすり上げるのが大切で「もむ」「たたく」は必要ありません。またこのマッサージはお風呂の中で、自分でできますよ。コツは手のひらの親指の付け根のふくらんでいるところ(母指球)を使うことです。お試しあれ!