問36.外反母趾について「足の趾5本使っていますか?」(動物から学ぶ。対象:小学生以上)
問36.外反母趾について「足の趾5本使っていますか?」(動物から学ぶ。対象:小学生以上)
外反母趾って漢字書けますか?「母趾」って漢字を
書きます。覚えておいてくださいね。
書きます。覚えておいてくださいね。 通常、外反母趾は扁平足に続いて2次的に起こります(足のアーチについてはまた別の機会にお話します)。
鳥は足のゆびは4本です。3本が前にあり、1本は後ろにあるんです。これで木にとまることが出来るんですね。そもそも足のゆびは、何かをつかむためにあったんですよ。貴方は足のゆびで何かを握れますか?
人間の足のゆびは5本ありますよね。では足の甲はどうなっているのでしょうか?実は足の甲の部分も「中足骨」って骨が5本あるんですよ(写真参照)。おやゆび側から順番に第1,2,3,4,5番目と数えます。絶対覚えておいてください。
通常外反母趾では、この足の甲の、第1中足骨と第2中足骨の角度が大きくなっている人が多いのです。自分で触ってみて下さい。詳しくはレントゲン写真を撮らなければ判りませんが・・・。中足骨に続く先の骨を「基節骨」と呼びます。この基節骨も、おやゆび側から順番に第1,2,3,4,5番目と数えます。
足の甲の部分で、中節骨が扇のように広がると、今度は基節骨が全体に、船の舳先のようにしぼみます。結果として第1中足骨/第1基節骨角が大きくなり(例えば40度)、これを外反母趾といいます(第1中足骨/第1基節骨角の健常は20度以下)
きついハイヒールの靴を履いたと思ってみてください。足は前下方にすべりがちになり、靴により「拘束性変形」をきたします。おやゆびは外反変形(そとを向くこと)してしまいますね。
外反母趾で大切なことは単に前述した骨の変形だけではないことです。おやゆびに着く筋肉の機能が異なってくることも大きな原因です。一番有名なことは、おやゆびの基節骨につく母趾外転筋(おやゆびを内側に広げる)が、内側種子骨とともに外側に移動して、母趾外転筋が内転作用をもってしまうことです(よって、おやゆびは、外反になります)
外反母趾の予防は「足のゆび5本をしっかり使うこと」です。5本に意識を持ってください。ひとつ実験です。目を閉じて友達に、第3または第4番目のゆびを摘んでもらってください。さて貴方はそれが3番目か4番目か言い当てることが出来ますか?普段あしのゆびを5本すべて使っていない人は、うまく当てることが出来ないでしょう。
トレーニングの最後に必ず裸足にあってグランドやコート内を歩くことをお勧めします。足の裏には非常に多くの感覚があって、下肢全体のバランスの制御も行っています。
自分自身での、「手と足での握手」も効果的です。足のゆびでの「グー・チョキ・パー」もいいでしょう。またタオルを使っての、ゆびでのツカミ寄せも行ってください(タオルギャザー)。
もっと頑張りたい人は、足のゆび5本だけで立って(しかも片足で)10秒キープに挑戦してみてください。ほとんどの方はこれができません。
